EMC指令
Electromagnetic Compatibility(EMC)2014/30/EU
概要及び適用範囲
電磁波適合性指令は1989年5月3日に89/336/EECに制定され適用してきましたが、2014年2月に制定された2014/30/EUに部分改正され、2016年4月20日から適用されています。EMCは電磁波妨害を引き起こしたり、そのような妨害に影響を受けることができる電池、電子部品を含む機器や設備と共にすべての電気、電子機器に適用されます。
電磁波放射(Electromagnetic Emissions)
電磁波放射は、通常動作状態の電子機器から放射される電磁波が他の機器の機能に障害を与えることの回路機能を悪化させ、機器が誤作動を起こすことができる不必要な信号です。それぞれの機器は放射許容値が周波数ごとに規制されています。その周波数範囲は欧州規格に製品区分ごとに定義されています。
電磁波障害試験(EMI Test)
- Conducted Emission, Radiated Emission
- アンテナ端子電圧、高周波出力端子電圧
- ハーモニック(Harmonic)、Flicker
イミュニティ(Electromagnetic Susceptibility)
技術文書に含まれる事項
イミュニティは製品が外部電磁干渉から耐えることができる能力を定義する用語です。電子機器が増加するにつれElectrostatic Discharge(ESD)、Radiated Electromagnetic Field Immunity、Electrical Transient/Burst Immunity、Surge ImmunityそしてImmunity to Conducted Disturbancesなどの様々な製品耐性を規定する標準も増加しています。
イミュニティ試験(EMS Test)
- ESD(Electrostatic discharge), RS(Radiated Susceptibility), BURST, CS
- CS(Conducted Susceptibility), Voltage dip, Voltage Interruption, Power-frequency magnetic Field