モダリティとは - モダリティに分類される機器について - モダリティに分類される機器について
モダリティは、医療機器の分類や様式という意味であり、医療現場では主にCTやMRIなどに代表される医用画像を撮影する装置を意味する。 モダリティは、CT:コンピュータ断層撮影装置、MRI:磁気共鳴診断装置、DR:デジタルX線撮影装置、CR:コンピュータ・ラジオグラフィ、XA:血管造影X線診断装置、US:超音波診断装置などであり、 モダリティの医用画像は、DICOM(CTやMRI、CRの医用画像フォーマット、医用画像機器間で用いる通信プロトコル)、データフォーマットはHL7(保健医療情報交換の標準規格データ形式)の標準規格を用いて構成される。
- CT
- コンピュータ断層撮影装置
- MRI
- 磁気共鳴診断装置
- DR
- デジタルX線撮影装置
- CR
- コンピュータ・ラジオグラフィ
- XA
- 血管造影X線診断装置
- US
- 超音波診断装置
*DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine ダイコム)は、CTやMRI、CRの医用画像フォーマット、医用画像機器間で用いる通信プロトコルについて定義する、医用画像の共通規格である。医用画像共通フォーマット、通信フォーマットであるDICOMによって、異なるメーカー間における医用画像機器の共有化を実現している。
*HL7(HealthLevelSeven)は、保健医療情報交換の標準規格、HL7標準(HL7Standard)データ形式で構成される。HL7はDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine ダイコム)と並んで、医療情報の重要な標準規格であり、医療機器開発、医療機器プログラム開発で用いられる技術である。